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今日のうふふ

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いい夜だった♪

ジャズライヴに行った。

その夜は坂田明さん(as/cl)&ジム・オルーク(g)&黒田京子さん(pf)のライヴを聴く。
ジャズと言うよりフリージャズと言おうか、バラードと言ったらいいのだろうか。

50名ぐらいの会場で、フラットなステージに柔らかいスポットが当たる。
いよいよ開演!

まず一曲目、無言で登場した坂田明さんのアルトサックスから祈るような音色が、鳴りはじめる。
ちょうど森や山を覆う朝もやをかき分け、昇る太陽が山の端から顔を出し、
跳ね返す事ができない強いエネルギーが、次々と森や草木を目覚めさせ、
早起き鳥の仕事を讃える。

しばらくすると、ギターの囁くようなピツィカートがからみ、さらに、ピアノは追いかけるようにスタッカートを浴びせかけ、太陽に輝く夜露がはじける。
森や林に住む鳥や獣が、それぞれの仕事を始めたらしい。
飛び交う雄鳥が雌鳥を追いかけ、媚を売る。
そして獣は雄叫びを上げる・・・・

クライマックスはアルトサックスが叫ぶ。
太陽が高々と昇り、森の獣は戦う獲物を見つけ、喜びに興奮するのだ!



2曲目、品のあるピアノの音色が、はるか遠いヨーロッパをイメージさせる楽曲を奏でる。
気のせいだったのか、風に乗って昔の夢が蘇ったのか?

すると風鈴の音。。。気のせいか?鈴の音がして、どこからともなく遊牧民の歌が聞こえる。
坂田さんが歌ってる!
家を持たない遊牧民が、笛やタンバリンを持ち踊りながら近づいてきた。
クラリネットが鳴り、なにやら楽しそうに老若男女が踊ってる。
(グランドピアノの弦の上にはタンバリンが2個置かれてる!)

ひとしきり盛り上がると、クラリネットの興奮も鎮まり彼らは遠ざかる。
やがてギターの単音がいつまでもいつまでも長く鳴りひびく。
乾いた草原の続く大地をイメージする。
いつ止むとも解らない遊牧民の永遠の旅を予感させ、終わるのだった。


詩情あふれるライヴであった。

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Comment

かっこいい! 

かっこいいですー♪
私はジャズに関して全く無知ですが、この文章から頭の中にイメージが湧いて迫力のステージを想像します。
坂田明さんのサックス私も好きです。
ジャズって野生の音がするのでしょうか?
ピアノの上にタンバリンを置くとどんな音がするのでしょう?早速実験してみます。
  • posted by スージー 
  • URL 
  • 2007.03/13 10:06分 
  • [Edit]

スージーさんへ♪ 

ホントにかっこよかったですよ~~v-268
昔、山下達郎と一緒に世界をまたにかけ活躍した坂田さん。
懐かしくて行ってみたのですが、お酒の程よい熱気と、想像力を掻きたてるプレイと、私の独りよがりかもしれないけれど満たされた夜でした。坂田さんは、自分の中の日本人の血を強く感じてるのかしら、あるいは国境はないぞと
そんな気がしました。
行き着くところはフリージャズだったんですね。

粋なジャズもあるでしょう?黒田さんのPfもステキです。
弦の間に消しゴムを入れる現代音楽は知ってましたが、タンバリンは初めてe-2
Pfも打楽器だなあと気がつきましたv-278
でもオ~、2拍目と4拍目にタンバリンがなるように演奏するのは大変よねv-424
  • posted by nako5 
  • URL 
  • 2007.03/13 14:14分 
  • [Edit]

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